【日常日記|怪我編】30代オタク独身女と恐怖の激痛 その2

腰に激痛が走ったのは、木曜日の夜の事だった。
そう、つまり翌日は仕事だったのだ。
過去記事にも記載した様に、私の職場には上司というものがいない。
存在自体がない訳ではなく、遠く離れた場所で違う仕事をしているのだ。
つまり私は事務所と倉庫を丸まる預かっている身という事になる。
そしてこれも過去記事に記載したが、同僚は月曜日の週一回しか出勤してこない。
つまりこういう事だ。翌日の金曜日、私が急遽休暇を取るとなると、会社ごと休業になってしまうのである。
勿論、事前に休む事を伝えておけばそれなりに考慮はしてくれるものの、こういった突然の休暇は基本的に通らない。ブラックだ。
かくして、私は激痛の走る腰を抱え、翌日の金曜日、バスに乗り電車に乗り出勤する羽目になった。
電車よりも苦行だったのはバスの方だった。
バスの揺れは電車の比ではなく、激痛の腰をかかえたまま立っている事は到底出来そうになかった。幸いそれほど込まないバスだったから、私は椅子に座ったのだが……これが痛い。
バスが上下に揺れる度に私は呻き声を上げる事になった。
そう、バスの揺れは電車の比ではないのだ、つまり座っていたとして腰にくる衝撃はそれなりにあり、しかもしょっちゅうブレーキが踏まれる。
私は脂汗を掻きながらも約20分程の苦行に耐え、何とか電車に乗り込み終始ドアにへばりついたまま目的の駅に着くのをじっと待った。
ようやく会社に着く頃には、私は精も根も尽きていた。
正直仕事どころではない。朝一で上司に電話を入れ、現在の状況を説明し、早退する事を告げたもののその日の最低限の仕事を追えない限り帰宅する事は出来ない。
結局4時間程業務をこなし(その間、座っても立っていても痛い)脂汗をかきながら漸く退社したのだった。
翌日は幸い土曜日で会社は休みである。だがしかし、私はこの数日前に友人とある約束をしていた。
翌日の土曜日、銀座で開催されている、名探偵コナンのコラボカフェに、一緒に行く事を。
つづく


Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です